フィッシングレポート

Fishing report

2024年5月8日

GWの釣り

中村幸春

夢丸締め具の説明は空気を使って簡単に神経締め 中村名人流「エア神経締め」 (youtube動画はこちらから)ご覧ください

ホンで、GWの釣りは、よかったけど、市場はお休みなので、お世話になる居酒屋にPRESENTできた。
夢丸Sea BASSは一年で一番EE時期を迎えた
オイラが一番EE時期というのは、水揚げと相場がよい時期と言う事
お盆の鱸は1kg3500円になる魚だけれど、数は釣れない
冬の鱸はよく釣れるが1kg800円でも高値だ
しかしGW頃から急に相場がよくなる
Sea BASSのBAITがスルメイカになるといきなりDEBUになる
さらにPowerも半端ない
GWのSea BASSの特徴は、掛けると!直ぐ跳ねるのよ
前日のSea BASSは大げさと思われるけれど、オイラの頭上辺りまで跳ねたよ
カジキでもここまで跳ねないと思うけれど、広島のGW Sea BASSはスゲーよ
釣り魚の中でも、こんなに跳ねる魚は見ることは無い
アマゾンのアロワナやマングローブ周辺のイセゴイ(ターポン)は跳ねると聞くけどね
とにかくSea BASSの跳ねは油断禁物
跳ねられたら直ぐ Hook OUTするのよ
それを防ぐためには、合わせも巻きも全て穂先を下向きにしないとダメ
さらに竿が硬ければナイロンラインの2.5号3号がEE
ライン自体が延びるので外れにくい
柔らかい竿なら、延びの少ないPEの1.2号1.5号がよいと思う
硬い物に掛かると外れるけれど、服に掛かると外れない原理よ
真冬のセイゴもバラシが多いけれど、GWの鱸は1匹逃がせば全てパーになる
一番いけないのが、掛けた場所で跳ねてバラすこと
これをすると、ホンマに凹むぞ
いくら注意しても、用意しても、外れるけれど、その確率を少なくしないとダメ
オイラはEE時は10割 悪い時は3割 打率7割ならよいかな?
ナイロンとPEの使い分けは風向き水深で決める
追い風で、水面付近で釣れるときは ナイロンの3号が多いし
強風で反応が海底付近ならPEの出番かな?


ホンでシリヤケ烏賊の話
GWのど真ん中シリヤケ烏賊が浮上していた
そこにSea BASSのルアーを入れると抱きつく
あと少しで逃げる
この繰り返しなので、昨夜は烏賊仕掛けを用意して出向いた
すると全くいないWHY?
ダメ元で仕掛けを投入するがアタリすら無い
移動するとき、運転席の横にヒロミ産業社のピカピカRainbowがあった
直ぐに装着して遠投
するとグングン引く
間違いなくシリヤケ烏賊だ
慎重に網で取り込んだ
シリヤケを馬鹿にする人が多いが、夢丸Memberはこの烏賊がこよなく美味いことを知っている
天麩羅でも、一夜干しでも、唐揚げでも旨いのよい
まーこんな烏賊食えないと思えば釣らなければEEよ
オイラも30年前は不味いと思っていたが、倉橋の凄腕漁師さんから「中村君干して食べてみな」と言われてそれから
Releaseはしなくなった
美味い魚を上手く料理して楽しめればEEだけ
雑に扱うとダメよ