愛媛・御五神の磯釣り
テスター「10日ほど前からグレが釣れだした」という情報が入った。
「それならNEWリールの入魂を兼ねて」と愛媛・御五神の磯へ1日、出かけました。
お世話になったのは約30年ぶりとなる「石橋渡船」さん。
午前4時45分、岩松港を出船。寝床島の抽選場へ集まったのはたったの2船。「やっぱりこの時期は少ない」と思いながら船長が選んでくれた磯へ。
凪でポイントもそんなに遠くないからウキは「AZ-27DM」をチョイス。
南側の水道へ仕掛けを投入すると、早々にイサキがヒット。
連発を期待したが次がなく、潮の流れ方も今一なので反対側へ移動。本流と引かれ潮が合流する潮目を狙った。
しばらくすると、潮目に何百匹というほどの湧きグレが出現。「食わん奴や」と思いつつも狙ってみたが、やはり無反応・・・。その潮筋ではアタリがないから引かれ潮狙いに変更した。
すると、アタリがあり、良型グレとイサキをキャッチした。
潮が緩んできたから元のポイントへ戻ると、水道筋にわずかなヨレを発見。そこに仕掛けを投入すると、大型イズスミと良型グレが多数出てきた。アタリがないままサシエを取られたからウキ下を1mにして「なるほどウキ止め」をその50㎝上にセット。
ウキの「AZ-27DM」の浮力を仕掛けがなじめばサシエと同調して沈下していくようにトップを少しずつ捻って微調節した。
マキエとサシエを同時打ちしてラインが流れていく筋と同じ角度になるように処理。
すると、ウキが沈みだしてすぐにイエローのウキ止めが動いた。「咥えた!」と掛け合わせると、「ズン」とした手応で40cmオーバーをキャッチした。
ここでもう1尾追加すると、満ち潮が流れだしてサシエのなじみが悪くなった。
そこで潮下の北東側へ移動。潮の合流点に投入すると、すぐに竿先をひったくられた。「ギュギュン」と力強い引きは今日一の手応え!「ばれるなよ」とハラハラしながら44㎝のグレをゲットした。
結局、34~44㎝のグレを5尾と31、36㎝のイサキ2尾をキャッチ。
他の磯でも40~48㎝の型揃いを5尾ゲットされていたからこのまま梅雨グレに突入しそうです。
また、グレのお腹の中には真子が入っており、脂もたっぷりでしたから食味も大変良かったですヨ。