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フィッシングレポート   中村幸春さんによるフィッシングレポート
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2021/8/5
























2021/08/01 Night Sea BASS

1年で一番高値の付く時期を迎えたと言う事は、
ブチ旨くて釣れにくい時期
春の鱸は釣れやすいが、
盆を迎えるこの時期の鱸はホンマ苦戦する


さらに、掛ける事ができても、
HEAD&TAILでLine BREAKか
針外れが頻繁に起きる


さらに海水温が高くいけすで活かす事が難しい
釣りたてを出荷しても、値が付かない
やはりコロナで和食店も休業になるので、
量や数はいらない
最高級を求める関係者達の妥協は無い


さらに出船したらホンマ3分ほどで、
爆音船がやってきて、取り調べが始まるからヤレン
今夜も停船命令が出るかなと、
ドキドキしながら一人で沖に向かう


廣島湾で今夜釣りしている船は夢丸くらいかな?
闇夜の風も無い穏やかな海だ
周辺には誰もいないし、今夜は爆音船も来ないWHY?


検査があればと思い、
全部テーブルの上に置いているが、
今夜は爆音船もやって来ない感じ


この爆音船、Engineを切る夢丸からは 
遙か彼方から来る音が響き渡る
高速船の音よりやかましい


静かに近寄るならまだエエけど、
轟かせて近づくのは
もはや嫌がらせと言うしかなけど、


IF、事故が起きれば救助してくれるのは彼ら!!
少々の取り調べは仕方ないな


オイラも今までに筏の漂流や、
無人の船の曳航などもした。やっぱ助け合いが必要!
愚痴をこぼしたらイケンね


Sea BASSを探すと、やはり夢丸の真下にいた
夢丸はParadiseに到着すると、魚探で探す
1匹でも見つけたら直ぐにoff
Engineもoff、とにかく静かに静かにするのが鉄則


1投目から今夜は賑やかに
Sea BASSがAttackしてくる


しかし、
今夜の鱸はホンマ頭がエエというかオイラが下手
船縁でラインをブチ切って逃げていく


今年はフジツボもかなり付着している
普段なら1年間付着しないが、
2ヶ月ほどでかなり付いた
これにラインがあたると分けなく切れる


さらにミンコタのペラで1匹
さらに、どーもならんGONZARESUが1匹
4本用意しているSea BASS SETが
午前2時には全部パーになった


最後の逃がしたMonsterはヒラメかな?
南トビエイのMonsterも来たが、
これは何とか対処できた。
30度近い海水温でエイがわんさか


結果この日の水揚げは5匹ほど
逃がした重量の方が重い情けないな


これ以上、いけすには入らないし、いれたらまた死ぬ
明日まで元気なら出荷出来るが、多分死ぬはず
締めて帰れば儲けにはならない


活かすことができればガソリン代にはなる
価値ある魚を求めたい