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フィッシングレポート   中村幸春さんによるフィッシングレポート
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2020/2/19
























2020/2/15
爆風前のべた凪


今夜の広島湾は非常に穏やかだ!
小雨が時々降るけど邪魔にならない
ヨッサンと高木さんは夢丸からのメバル釣り
荒川&吉本さんは近くの護岸からstart


満潮は午前2時30分なので、
丁度到着したときが潮止まりの潮返しとなる


開始を告げると、
ヨッサンが20cmサイズを取り込んでいる
やはり夢丸の真下にメバルの群れ


オイラは魚群探知機で魚を探すことはしない
全部山館で開始する。
まーこれだけ通うと凸凹も把握している


オイラは熟成ワームでのメバリング
高木さんは、新里見とメバリング
好きな仕掛けで、好きなだけ釣ればエエ


ヨッサンも高木さんも料理も丁寧で
家族からの信頼もある。


魚を料理しないAnglerは,
家族から釣り自体を嫌がられているが、
子供や孫にブチ美味い魚を提供すると
「爺ちゃんまた釣って来てね!」と催促される


すると、仕掛けを考えたり、餌を考えたりするのだ
メバルのサイズも、味噌汁から握り、
煮付け刺身最後はしゃぶしゃぶと品も変わる


小型はリリースするけど、
味噌汁に使うなら16cmサイズが椀に合う
にぎり寿司も18cm程 
22cmサイズのにぎり寿司なんて美味い事は無い


煮付けも25cmより23cmが合う
塩焼きはデカメバル
しゃぶしゃぶは尺メバルが実にええ分けだ


間違っても尺メバルを煮付けたり、
握りメバルを塩焼きするなんてダメだ
更にメバルの唐揚げや南蛮漬けもできるのは、
16cmサイズが抜群に美味い


また、料理するタイミングも、
釣り上げて直ぐが、にぎり寿司や唐揚げ
身がピンと跳ねるぐらいエエ物を使う


それ以上美味い握りを求めるなら、
釣り上げてから一晩いけすに寝かせて、
放血したメバルを一晩臼塩を施して握れば抜群


煮付けは、
〆てから3,4日経過して煮付けると美味い
どの料理も締めと放血は当たり前


釣り上げたメバルをバケツの中で窒息死させて
クーラーに入れて持ち帰るのは、言語道断!
活きのエエうちに放血締めを施さないとだめ 


昔から初日刺身、二日目塩焼き、
捨てるなら煮付けと教わる
そー同じ魚でも料理のタイミングがある


更に、
使用する調味料もみりん風味ではなく=宝本みりん
薄口醤油は、ヒガシマル薄口
濃い口醤油はキッコーマン特選濃い口


酢は富士酢
塩は皇帝塩かMountain Salt&Alpine Salt
砂糖はきび砂糖


ホンでオイラの得意な鰹振り出しと昆布だし、
エバラ焼き肉のたれ、タバスコと定番
調味料があれば
握り〜ムニエル、メバル飯までOK


すると美味いメバルを美味く料理するために、
釣りも一工夫がなされる


遊漁船で100匹200匹釣るのもエエけど、
少しのメバルでもブチ美味いメバルを食べれば
家族はもっと理解してくれるはず


煮付けでもメバルの肝は、ホンマ美味
象牙色の肝ならエエけど、赤いレバー色はダメ


オイラは
鰹のたたきも美味いと思った事はホンマ数少ない
四国の鵜来島の船宿で正月に食べた、
白っぽい鰹の刺身は抜群だった


そー船長が釣り上げて締めてくれた鰹の刺身
こんなに違うのかと感心したことがある
同じ海域の鰹だけど閉め方で雲泥の差だ


建網で捕まえた瀕死のメバルと、
メバリングで釣り上げた活かしメバルのにぎり寿司
広島市内でもこんな活かしメバルのにぎり寿司を
出すお店があるみたいだ


公開はできないけど、
16cmサイズのメバルにぎり寿司はほんま美味だ