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フィッシングレポート   中村幸春さんによるフィッシングレポート
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2019/8/28































2019/08/26
MORNING太刀魚


午前2時起床
3時30分出船
ぶち肌寒くなった
そろそろ、ジャケットが必要だ


今日は若潮、午前5時が満潮
北東の微風
潮止まりが気になる
中速で1Paradiseを目指す


到着、直ぐに魚群探知機をON
するとウジャウジャの群れ
ここまで反応するとやっかいな事になる
そー海底から水面まで真っ赤かになると、
喰わないのヨ!



水面だけ赤くなれば間違いなく、夢天は6号3号の世界
海底から水面までを探るときは、12号が良い!!
結局どっち付かずの一番悪いパターン
しかもこの日はぺらぺらが多く
リリースが4,5匹
水面バラシが4匹もある



これは30号天矢では掛からない太刀魚のはず
アタリは実に多彩で、小型でも喰い上げるし、
巻き合わせでしか掛からない太刀魚もいる


さらに3連続でママドラがHitしている海域
気を抜けないと、
ラインもすべて新調しているのだけど、
今日もママドラが来た
しかし、針先を折って逃げていった



別に悔しい気持ちは無いけど、
susの逆刃でも太刀魚の歯には勝てないのか?


年間1,2本夢天が折れることがあるが、
市販品では掛からない太刀魚を掛けていると
自負している。


Susの鋼材を逆刃仕様にするのは、手間が掛かる
個人的にはFeで逆刃を作れば簡単なのだけど
簡単に折れてしまう
丈夫なのはsus
しかしホンマ厄介だ



釣具店で調べるとわかるはず
Susの天矢はほとんど無いはず!
ていうか?加工に手間が掛かりすぎて
小売価格と合わないはず


さびないし、折れないのがsusの特徴
しかし、研磨はFeが楽だ
逆刃を追求すると、
2面研ぎ3面研ぎと5面研ぎがあるけど、
現在は2面研ぎだけ



弓矢の刃先がオイラは一番理想としている
両刃でしかも背面も両刃
4面研ぎの鏃みたいな夢天が出来れば良いが、
これは自分が使うだけしか作れない


先日、三浦さんが古い夢天を持参してくれた。
見ると、
丸い刃先でバフ掛けしただけの最初の頃の夢天
刃先を見ると、全くだめ


3本とも逆刃で仕上げた
この逆刃なら間違いなく触れ掛かりできるはず
取り扱いには要注意してください


お魚さん!いらっしゃ〜い!!キビナゴについて
超高圧10000mの水圧(HPP製法)うま味エキス
ゴカイエキスをしみこませたキビナゴ
昨年よりかなりHARD加工している。
中イワシもかなりHARD加工した



今は中イワシは反応無いけど、
もう少ししたらキビナゴより釣れ始める
秋刀魚のフュレも堅めに仕上げている
個人的には秋刀魚は特に柔らかいのがええと思うけど
要望はHARDタイプみたいだ


この日は、朝は肌寒く、日が昇ったらぶち暑くなり、
午前9時にはやめた
釣り場は夢丸の貸し切り
離れた場所で太刀魚漁師さんが
3隻ほど操業していた。



近年の太刀魚釣りは少ない獲物を取り合う状態
太刀魚漁師船の真後ろには絶対入らないこと
今の漁師さん達、稼ぎ時
邪魔したらぶち怒られるぞ!!


先に釣りをしていれば、
漁師さんが上手く避けてくれるけど、
漁師の延縄は200m、針は75本あります。
なれないレジャーボートは、
仕掛けを全速で回収するのが鉄則



遊漁船は、
潮流で針が掛かるか掛からないか判断できるので、
船長の指示を守ってください。
回収はとにかく全速で回収してください