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フィッシングレポート   中村幸春さんによるフィッシングレポート
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2018/7/25


























7月23日 鯣烏賊のPracticeと太刀魚  


この日はJuliet夫妻がやってくるはずだったが、
あまりにも悪い状況で延期を告げた


しかし、このままではホンマ商いにならない
猛暑!酷暑!流木!濁流!
と漁師達もほんまに危機を感じている。
いつもなら、釣れる魚を見つけるのだけど、
最近その嗅覚もぜんぜんダメ。  


ブチ釣れるよ!と言える漁師はホンマ凄い。
このまま寝ていたら、ほんまにダメになるので、
Practiceには出向いた


そー8月に「釣りごろつられごろ」の撮影があるし、
9月には、子供達が楽しみにしている、
わんぱく大作戦もある。


オイラが寝ていたら、
ホンマ楽しみにしている子供達に
ブチ楽しい釣りなんか提供できない
なんか釣れる魚を探さないとイケン  


ホンでこの日 
Practiceにつきあってくれたのは山下さん!!
彼も夢丸で太刀魚を何度も釣り上げている


この日は若潮なので月の入りは午前1時30分頃
鯣烏賊は月が西に沈んでからがエエ分けなので、
午前1時の出船。
こんな真夜中に出船する、
遊漁船は夢丸だけだろう!!


まずは1Paradise 音信不通
直ぐに2Paradise1投目でゴン
周辺には小型サヨリがワンサカ!!
大運動会をしている  


鱸では無いデカイ魚がうろついている
直ぐにLureを大遠投するけど、
ナンも付いてこないし、喰いもしない
あほくさいから3回Castingして終わり


そのすぐ後、山下君が鯣烏賊を掛けた
やはり慣れている  


夢イカ針の6号が丁度エエサイズ
それにマルキューの喰わせキビナゴと
烏賊が大好きなマルキュースプレーを吹きかけて
ヒロミ産業のRainbowを装着
コレで20m程遠投してTensionHALL
するとゴンと当たるが、抱きつかない
多分水面のサヨリがラインに当たっているみたい。


繰り返しながら、またオイラの竿に鯣が乗った
そして山下君もエエサイズを掛けた
山下君は水面バラシ!!残念


午前3時になったので鯣烏賊は納竿
鯣烏賊の産卵はまだまだ先だ
ぜんぜん抱卵していないwhy?
例年ならこの時期DevilSURUMEになっているのに、
まだまだ半分くらいだ!!


無謀でも鯣烏賊を狙いたいなら、
受けて立つけど!!いないじゃろ
直ぐに太刀魚Paradiseに向かった。  


潮目には流木がたくさんあるから、
要注意しながら1Paradiseを目指した
月も沈み暗黒の海を走る
慣れないとホンマびびるぞ
気温は26℃位まで下がってきた。
コレなら快適だ


そろそろ潮目に入る場所だ
DEADSLOWでビビリながら向かうと、
流木がゴンゴン当たり始めた
真っ暗でナンも見えないけど、潮目は分かる
約40分掛けて太刀Paradiseに無事到着!  


慣れない人は絶対に暗いときは走行しないのが
エエですよ
オイラは流木にぶつかっても回避できる速度で
ノロノロ走行するのでエエけど
通常速度では絶対にダメですよ!


まー明るくなって行くのが安全かな?
支度を調えて1投目直ぐにゴン
掛からなかったが間違いなく太刀魚 
しかも水面で
今期初めての太刀魚のアタリ、VoltageがMAX
しかし、その後、
何度も何度も投げ治すがコツリもセン  


2Paradise×3Paradise×4Paradise× 
そんな時凄腕船長からの電話
「中村君ボチボチ釣れ始めたよ!!」「了解」  
で大移動して阿賀の凄腕漁師さんと話す
すると「此所は釣れるぞ!!」


「オイラは、00島にいましたがダメでした」
すると「Hoか」「此所やりんさい」と勧めてくれた
しかし、
夢天15号ラインはGOSENのDONPEPE0.6号
ハリスは 2号の激渋仕様でもコツリともし無かった


1時間で気を失った
猛暑で目覚めたが、太刀魚臭は全く無い
太刀Practiceを諦めて 夢丸胴突きでPractice開始
すると 先週よりもアタリは出るが、
強烈な真鯛のアタリは無くヘロヘロで帰港した


コレでは「釣りごろつられごろ」の撮影は難しい
狙魚の変更をするか、
時期を延期するか?判断が難しい


オイラの取材はいつも開幕ばかり
最盛期の太刀魚取材なんか全く無い
開幕の取材は、数匹でも価値あると自負している


なんせ、
誰も釣れないときに釣れる仕掛けを駆使して
取り込めばホンマ嬉しいし
待ちわびている太刀魚Freakは、
ワクワクしてくるだろう


誰もいない海で太刀魚を掛けたら
ホンマ会心の1匹となる
まー今日の釣りはオイラにとって
大正解のPracticeでした。