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フィッシングレポート   中村幸春さんによるフィッシングレポート
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2018/2/19




























































2月15日 メバルの捕獲調査


この日は00県からメバル捕獲調査にこられた。
広島でめばるの捕獲調査?が浮かぶが
ナンと他の海域ではメバルは減少傾向にあるとか
それも、青地メバルの減少が酷いとか?


夢丸海域ではメバルの減少傾向は見かけないけど?
他の海域は間違いなく減少傾向
やはり、
瀬戸内海も増やす漁業が必要になっていると感じた。
今回のMissionはコレだ


丸一年間成長できるように釣り上げたメバルは、
全て唇一枚に掛けること
飲み込んだメバルはだめ
さらに浮き袋が飛び出たメバルもだめ
しかも青地メバルのみ!!
そー水深50m付近で釣れたメバルでは
ほとんどが死魚になる


傷つけない捕獲が大切
そんな捕獲調査はメバリングが一番適している
なんせ、釣れるメバルは水深1m付近なのだ
コレなら水圧の異常で弱らすことは無い


この日の調査には広島大学生物生産学部海野研究室の
生生研のMemberが集結した。
そして亀ちゃんも参加してくれる


目標は青地メバル50匹ほど
1Paradise開始を告げると、小型ばかりで移動
2Paradiseで少しエエサイズを取り込んだ
3Paradiseが本番
エエサイズをみんなが釣り始めた


その中で亀ちゃんが今回もやってくれる
そー亀ちゃんの得意な青地Patternに入った
奥谷大先生が苦戦しているけど、
どうも昨日VALENTINEだったので
heroheroになっていた。


普段はもっと熱くメバリングをするけど
元気が無かったな!!
この日は北東の風で久々に探るParadiseを
ランガンしたけど、全部釣れた
今週は闇夜の0時満潮を迎える


Sea BASSもセイゴもかなり接岸している
この日亀ちゃんはRUMINASHINE0.4号で 
2匹取り込んだ


スルメイカをかなり食べていた
午前0時帰港
今回も 無事 調査できた
後はこのメバルから沢山の稚魚が育ち、
また瀬戸内海で泳いでくれることを願う  


もー育てる漁業を本気でしないとだめだ
根こそぎ一網打尽では未来は無い。
育てて大切に恩恵を受ければ必ず未来は続く。


この日のメバルが基礎になればオイラも嬉しい
鬼手仏心!!
この日参加してくれた♂達みんなエエ奴らだ!!
君たちの活動が今後の漁業を必ず替えていく  


瀬野川を少しでも守ることは海を残す事に繋がる
釣り人みんなが身近な川を残せば、
やがて町が潤い、国も潤う
人が集い笑みが絶えない国ができるはず。
食料不足は、直ぐに争いになる。


広島県も、身近な釣り場がドンドン無くなっている
波止場は釣り禁止になり、
沿岸部には砂浜も磯も無くなり、
釣り場は管理下に置かれた公園だけになる


このままでは、
孫達が鯊を釣って楽しめる環境も無くなる
魚は工場で生産されて、
やがてうろこもシッポも無い、
生物を人が美味いと言いながら
食べるようになる日が来るかも?


足りるだけ!必要なだけ!恩恵を受けながら、
少しでも残せるようにしなければいけない!!


言いたいのはそれだけ!!