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フィッシングレポート   中村幸春さんによるフィッシングレポート
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2017/4/7













































4月5日 Night春告魚
この夜は広島大学生物生産学部海野研究室の
奥谷君の研究材料収集を兼ねて出船


雨降りまえの生暖かい、べた凪の下弦の夜です。
1Paradise到着するが跳ね春告魚はいないwhy?  


流しながら移動していくと、所々でかすかにコッがある
しかし、全然楽しくない
そんな時、「船長新里見してエエですか?」と奥谷君  


前回乗船した時、ヨッサンと三浦さんが
新里見でボコボコに20cmSIZEを入れ食いさせていた
のを彼は見た。
来るとき、「かめや釣り具総本店で5−0.8号5本針を
買いました」と説明してくれた。
そー夜釣りは新里見もモンだ


普段メバリングOnlyの奥谷君だが、
さすがに水深20mで潜みメバルばかりの時は
メバリングでは無理を悟ったみたいだ
このメバル執念実に嬉しい
久々に現れたな!!


そーメバリングも楽しいが、
跳ねなかったら新里見に直ぐ変更すれば楽しくなる。
この準備は各自でして来てもらいたい。
新里見で小型〜中型メバルを連発しながら忙しくなる。
この日のメバルは全大小全て研究材料になる


「ところでどんな研究するの!」
「DNAやうろこの数、そしてエラの形状や測線等です」
「うろこ?の数?」
「そーです胸びれ付近うろこの数や.....」
しかも釣り上げた春告魚全部調べるとか?
「食べないの」「全部調べて保管します」
何でも奥谷君の研究テーマが春告魚とか?
しかも今、奥谷君がしている研究はかなり特化した
意味のある春告魚研究みたいだ


少ない小遣いのかなで船代金を出さなけれ行けない
「研究費出るの?」「無いです」
「スゲー根性だな」「魚が大好きなので」
「これが虫ならできませんし、やりませんよ」「Hoじゃね」
何とかエエサンプリングができれば良いが


しかも食するのも大好物とか!!
まー夢丸が未来の豊富な海を形成できる一役に
立てるならと思う
「全力で協力するよ」「安心しな」


そこで滅多に行かない、
秘蔵の春告魚Paradiseから臭いがしてきた
間違いなく入れ食いする
しかも20cmOver連発するはず


超SLOWでParadiseに入る
Engine off ミンコタON 魚探off 気配消す
すると奥谷君が「跳ねています!!しかもデカイ!!
スゲー」とニヤニヤ
開始を告げるといきなり20cm〜23cmSIZEが連発
大運動会になる


途中「船長Sea BASSが掛かりました!」と悶絶している
ラインはPEの0.3号に0.8号FC
このバランスが悪い
折角0.3PEならLEADERは1号にすれば何とかなるのだが
「いなして」とAdviseするが
やや強引過ぎる
「しかも余り引きません」と余裕を見せる
「馬鹿言うな!」「それ!見せかけよ」
今から暴れるぞ」でワヤクソに暴れ始めた


「DRAGが上手く滑らない」1回浮上させて
ネットを入れるが、シッポに触れただけでまた潜る
最後はRodが完全に延ばされて撃沈した
優に80cmSIZEのGONZARESU
取り込めばMemorial Fishになったのだが、
次回持ち越しとなる
「アーッ」と凹んでいた。


帰港中、奥谷君が「これから朝まで全部調べます」
「マジか?」「ええ」
「夜の大学!怖いでしょ」「マジで怖いです」


まー熱い志を持った久々のAnglerです。
夢丸はこんな熱意のあるAnglerは全力でサポートしますよ