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フィッシングレポート   中村幸春さんによるフィッシングレポート
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2016/5/12


































5月8日 Night Sea BASS  


形見のLureを持参して一人で海に出た。
風も無く、月明かりも無く誰も居ない
今夜は親父のLureに想いを伝えたい


満潮は22時頃なのでまず1Paradiseから形見のLureをCastingしてみる
1投目凄く良く飛ぶLureだ
多分机の上に置いてあったLureは新品のはず
私が帰省したとき、良くSea BASSの話をしていたので、自ら選んだLureだろう
パッケージは無かったが、針先は摩耗していなかった。
夢丸をドンピシャに停船させて、渾身のFULLCastingをする


かなりエエ感じで届いた。
これなら喰い付くかな?
2,3,4回Castするが反応なし


少しポイントに近づき、LoingCastingする
釣れるまで形見のLureを投げてみる。
すると想いが届いたのか、ゴンザレスがHit!!
LineBREAKでも上等!!


切れるモンなら切ってみろ
久々のゴンザレスだ
親父も喜ぶと思う
親父のLureで待ちに待ったSea BASSが喰い付いた。
もの凄いPowerで勝負してくる
いなしながら巻き寄せるが、半端ない?Dashを繰り返す


ミンコタで沖合に夢丸を出しているので取り込めるはず
後10m程でゴンザレスが反転した
Screwにラインが振れたとき、HookOUT
久々の巨大なゴンザレスだった
多分、今までで一番のBigSIZEだったかも?


Lureもラインも大丈夫だった。
切られてもエエと思ったが、やはり大切な形見
もう一度、ポイントに入り
何度も投げ返す
GUIDEでのSea BASSフィッシングなら、既に移動を決めているが、なんかここで1匹仕留めたい


夢丸Styleは、Castingを繰り返さない
数回Best positionにLureをTraceさせば移動する
しかし、 今夜はそんな気分では無い


1度バラしたら喰いが悪くなることは承知
しかし、親父が釣れなかったLureを私が入魂したい。
ホンマ、嘘みたいにCastingを繰り返し、やっと画像のセイゴを仕留めた
なんか願いが届いたみたい
ホッとした。


スナップを開放してバッカンに納めた
このLureは今後、私の机の前にぶら下げて置きたい
息子や孫がSea BASSを狙う時はもう一度は使うかな?


2Paradiseからは本気のエコギア丸食いWormで勝負する
エコギアのお勧めWormはこれだ!!
親父もみている感じだ
各Paradiseで連発しながら取り込んでいくが、丸々太ったSea BASS 5kgSIZEも混ざる
70cm〜80cm越クラスのDEBUSea BASSだが、1Paradiseで逃がしたゴンザレスのPowerでは無い
5,6匹目から右腕に激痛。
掛けることはできるが、Ridingする事がマジでしんどいwhy
10匹ほど取り込んで、生け簀の中のSea BASSはheroheroになり始めた
無駄な殺生はダメ
このSIZEならこれが活かせる限界
排水を止めて、満水でNoronoro帰港する
エエ釣りができた!!


生前に親父とSea BASSや太刀魚を釣りたかったと少し後悔がある


1Paradiseで仕留めたセイゴは今夜自宅で食べる
Lureは机の前にぶら下げて置く
親父の形見は、climbing Ropeとharness、そしてKarabina、そしてこのMinnowだ


山と海が好きでHuntingやFISHINGの話を良くしてくれた。
鮎も山女魚も鯉や鮒、シラハヤも夏の夕方、カガシラという毛針で手品みたいに釣り上げていた
それを幼いことから真剣に見て育った。
良く、「何でもエエけー釣らせてくれ」とせがんでいた。


仕事に付いては一切口を出さなかったが、「親子3代来店してくれてホンマモンよ!!」とだけ教わった
理髪業を継いでかれこれ33年
やっと言っていた意味も理解できてきた。
そして親子3代のお客様に来店してもらえるようになった。
感謝感謝!!