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フィッシングレポート   中村幸春さんによるフィッシングレポート
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2021/9/28










2021/9/23 目覚めるとSea BASS臭が酷い


昨夜は疲れ果てて、Livingで気絶していた
これはイケン!“と寝床に潜り込む


秋分の満月なので、
釣りは全く意識していなかったが、
全開していた窓からSea BASS 臭が漂ってきた
この感じ、またSuper BOILが起きているみたい


時計を見ると23時
眠気よりSea BASSが頭をよぎった
直ぐに愛車に乗り、桟橋に向かう


そーワシの愛車にはいつもいつでも
釣りができるように、全てSETしている
ブチ明るい月は西に傾き、
ますますSea BASS臭が強くなる


まずは1Paradise
セイゴがHit!そのあともセイゴ
売り物にはならないサイズ


2Paradiseもセイゴ これはさすがにRelease
3Paradise無反応
4ParadiseここでついにSuper BOILが起きる


撮影できれば凄い光景
前回、mistake Castingで失敗したので、
今回は慎重にルアーを投入
すると1激で仕留めた


強く、あしらうとまたばれる!
1匹でも最高の状態で出荷したい
もー中値の鱸なんて嫌じゃ


一番高値が付く鱸でないとダメ
量より「これはエエ!!」
と仲買さんに言われる鱸で無いとダメ
合計6匹の水揚げだが、軽く15kgは超えた


後は24時間、張り玉で活かさないとダメ
夢丸のいけすは小さいので、
直ぐにMicro BubbleをON
水温は下がったので、
何とか元気で持ち帰ることはできるかも?


春の鱸と違い、初秋はブチPowerがある
上手くいなせないと唇が切れる
そのため、
JACKALの新調したRodがエエ仕事をしてくれた


少し柔らかいけどこれで丁度エエ
取り込みの早さを追求すれば硬くなるが、
唇が切れるのか?バラシが多発する


まーエエ感じで取り込めた
24時間活かして、出荷できればエエ
水産市況では、真鯛の値がつき始めた


やはり水温が下がってきたのだ
下がれば、活かして持ち帰る事ができる
そーすれば、同じ魚でも価値ある魚となる


オイラは見よう見まねで、
道場さんの料理をまねているが、この人御年90歳
野菜の皮でも料理できる凄腕


一工夫しながら最高の料理でもてなす
こんな料理人に、
夢丸鱸を扱ってもらえれば良いのだけど


「鱸なんて逃がすよ!」「臭いし!」
「旨くないのに!」と言う人もいる
それはそれでエエ


オイラは釣りだけなら、
人の何百倍も何千倍もしてきた
のんびり、ゆっくり楽しむこともした


しかし、どこか釣りという遊びに対して、
魚に対して違和感や残虐感がある
それが気になっている


しかし、価値ある魚を求めて、
価値ある扱いをすれば、ワシは大満足できる
釣るだけの楽しみは、もー十分してきた
ハゼでも旨く料理できて提供できれば大満足できる。


YouTubeで観たが、遊漁船の船長が、
旨さを追求して様々な〆方、保管方法、冷温処理、
脱水
最後は真空パック、氷温運搬をしていた。
ここまですれば極上の魚となる。


お客さんの釣り上げた魚を、
ここまで丁寧に扱う船長は見た事が無い
大半は釣り上げた魚は釣り人が処理するが!!!
そんな船長は見た事が無い!