ホーム > フィッシングレポート > 中村幸春 > 2021年9月 > 9月9日
フィッシングレポート   中村幸春さんによるフィッシングレポート
メニュー
 
2021/9/9


2021/9/5 昨夜より少し風が弱い


ワシの大好きなDash島&行ってQを観る
孫もDash島は大好きな番組
どちらの番組も感動する


今夜はワシ一人なの平アジを
しこたま釣り上げてやろうと、
わくわくドキドキウキウキする


しかし、この強欲がイケンかった
最初に平アジの刺身用に研いだ包丁と
〆Knifeを危ないからと思い
クーラーの中に仕舞っていたことを
指を切るまで完全に忘れていた。


研ぎ上げていた包丁に親指がスッパと触れて、
血がビューと吹き出る


久々のこの感じ
あまりにも切れすぎるMy包丁。
しかも研ぎ立て車に戻り、止血帯を探す


あった!タオルで親指をくるみ止血帯でグルグル巻き
10分後もーエエかなと止血帯をほどくと、
ドバドバ血が出る
また止血やり直し。


しかし、これでは釣りどころで無い
完全に出血を止めないとワヤクソになる
帰宅するか、我慢するかと思っていあたら、
知り合いが沖から帰港してきた


もしかしたら、テーピングがあるかも?聞いて見る
すると、「中村さんありますよ」
「これ使ってください」と医療用のテープをもらえた
直ぐに巻いて止血成功!
後は手袋をして指を濡らさなければエエだけ


ハンドルを握ると、じんじんしてくる。
頭より上に、
手を上げて平アジParadiseまでNoronoro走行
これが大正解


切れ味抜群の包丁も、
知り合いからのテーピングで止血もできた
Yareyare!


北北東の4,5mの風やはり、季節は秋になった!
水温がかなり下がり始めた。エエこと!!
釣りを開始するが、餌の青虫を装着することが難しい


子供達が難儀にする餌付け
こんな感じなのだろう
3本針に装着するだけで気が滅入る


釣り開始
取材時はHママや村上ママがIreguiしたので、
わくわくするが、なんとめばる3匹で終了
チダイも カサゴもこの夜はダメ
不思議な夜だ


日付が変った頃、Sea BASS臭が漂い始めた
風は少し弱くなるが、まだ数カ所しかできない
ダメ元でCastingして見る
すると、目の前でSea BASSが小魚を追い始めた
今年一番の地合だ


左の親指は使えないので、力が入らないけど、
この日HitしたSea BASSは全部取り込めた
玉網からSea BASSを取り出すことも大変。
気の抜くと今度は針がグサリと刺さるから要注意!


いつもバラシが数匹あるが、力が入らなくても、
いなせて巻けば完全に取り込める
ワシがよくバラスのは、強引過ぎるから
さらに一昔より、
堅い竿を扱い始めたのがバラシの原因


竹竿を振っていた頃は、
「いなせよ!無理するな」といつも言われていた
今はラインもRodも強靱になっている


しかし、Sea BASSの唇は昔と変っていないのだ
「いなして捕る」
怪我の功名じゃね!
また柔らかい竿に戻そうかと思った


この日のSea BASSは一晩寝かせていないが、
指を切ったので料理も難しい
ホンマは一晩寝かせないと値が付かない鱸だけど、
3kg越えのSea BASSもいるし
ダメ元で出荷した。


一番旨い時期だけど、お盆を過ぎると鱸の値が下がる
出荷も終わり帰宅して、広島市場の浜値を調べて見た


9月4日土曜日の浜値
なんと1週間前までは1kg1600円だったが、
500円と激安


これでは10kg釣り上げても5000円
1週間前なら10kg釣れば16000円付くのにWHY?
残念


「まー魚のいる場所がわかっただけでもエエ」
と言い聞かせる。


IF、この風でSea BASSを諦めていたら、
次の釣行は0から
無理したらイケンけど、
寝ていたら魚の居場所はわからない!!