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フィッシングレポート   中村幸春さんによるフィッシングレポート
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2018/12/27

























12月23日 雨後の釣り
北風になるけど、まだ今夜は寒くないはず


満月の大潮だけど、魚はいるはず
寒鯖が気になるが、
そろそろ鯖ISLANDから移動し始める感じ
今年最後の鯖釣りになるかも


この日用意したのは、
餌は青虫1000円 
まるふじのメバル仕掛け8−1.2号 
ヒロミ産業のハトライト2号を装着して開始


1鯖Paradiseで開始するけど、鯖はいないwhy
この夜一緒に竿出しする、
今谷さんと友達は、ウキを付けない胴突き仕掛け
両者、開始からConstantにメバルを取り込んでいる
色白の沖メバルはSIZEがエエけど、
青地はかなり痩せている
青地はホンマガリガリ


水温が下がっていないのか?餌になる 
プランクトンが少ないのか?ホンマ痩せた青地ばかり
しかし、同じ場所でも沖メバルは、
まん丸に太っていかにも、
瀬戸内のメバルといえるProportionだ


と言う事は、
青地より沖メバルの方が貪欲で
優位に営んでいるのかな?
メバル研究もかれこれ35年過ぎるけど、
まだ分からない事がたくさんある。


開始からズーッとメバルは釣れる
鯖を諦めたとき、いきなり回遊してきた
丁度引き潮のTimingだ
直ぐいなくなったが、18匹ほど取り込めた


夜の鯖は何度も検証するけど、一番掛かるのは、
お魚さん!いらっしゃ〜い!!の秋刀魚の細切り身
しかし、餌付けがめんどくさい
オキアミも検証したが、
コレも毎回装着しないと直ぐに外れる
何十年検証してきた結果、一番エエのが青虫となる


鯖はサビキと思っている人は、
一度試せばその良さが分かるはず


寒鯖は沖漬け良し、塩鯖良し、しめ鯖良し、
鯖フライ良し
しかし、どんなに美味い魚でも、
締めていなければ全然価値が無い
釣れたら即座に締めて放血
さらに内臓も直ぐに処理すれば極上を味わえる


海の獲物は海に戻せばゴミにはならない
陸に持ち込むからゴミになる
鯖の内臓なども戻せば蟹やエビなどの餌になる
間違ってもプラスチックやゴミ袋は捨てたらダメ
そー陸で買った物は陸で処理
海で得た獲物は海で処理すればエエ分けだ
そして魚が美味くなる


鯖の生き腐れと言われるのは
マグロ、太刀魚、鯖は消化酵素が強いいので、
自己消化が釣り上げた直後から直ぐに始まる。
それを止める手段は、内臓を取りだし放血する事
もちろん神経締めも必要


施した鯖は、持ち帰ると身はピンク色
血液は全く残っていない
時々、締めても暴れ藻掻く鯖がいる


コレは捌くと直ぐに分かるはず
身が赤く、身が割ける
コレが青さかなの身焼け
マグロも同じ
価値は無いと言うか、もったいない
美味い魚を美味く食べる。


今年のメバルはかなり期待できそう!!
補食していた餌は何と烏賊でした。
メバリングも開幕するぞ!!