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フィッシングレポート   中村幸春さんによるフィッシングレポート
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2018/8/20


















2018/08/15 Night 解夏メバルと平アジ&黒鯛
メバルと平アジがよく釣れる。
そこで真夜中にメバルを狙い
夜明けから太刀魚釣りを考えた。  


前日は大量の流木でワヤクソだったから、
真夜中釣行は急遽中止
夕方から出ることにした。
今日はHママのCharterだ!カッコエエゾ!!  


しかも仕掛けは全部「お任せで!!」
と言う事で全て用意した
この海域、真鯛がいつも釣れるので、
ハリスはGOSENの最強ラインホンテロン1.75号
針はがまかつ黒鯛ひねりカン付き3号 
ウキはヒロミ産業のハトライトや
eトビコンB〜3号まで  


餌は、かめや釣具のブチ元気のエエ青虫
少し太いかな?
まーこの時期仕方無い  


しかし、一番注意しなければイケンのが、
青虫の保存と運搬方法
いくら活きのエエ、かめや釣具の青虫でも、
真水が付着すると、直ぐに 自切を繰り返す
さらに、温度変化もブチイケン
海水で洗った、木箱に入れて、
クーラーの一番上に保管する


そー冷気も良くない
活きのエエ、青虫は仲間と絡み合い合体して身を守る
湿冷気が最適
よーは、海水に触れていても、酸素が少ない、
タッパの中では、酸素呼吸ができない。
こんな入れ物は自切を始める


呼吸ができない環境とは、そー小さな入れ物の中に、
海水を入れて保管する事
コレは収納している箱の酸素が無くなると
OUTと言う事
そしてぬめりを取り除く白い粉や、バークライト(おがくず)も水分を取り除き、ぬめりも拭き取ってしまう、最悪な保管方法。


ホンじゃどーすれば活きのエエまま持ち出せるのか?
それは、木箱を海水で良く洗い、水分を切って、
そのまま入れるだけ
つまむときの滑り止めは、
その都度、指に付けてつまめば滑らないし活きもよい
例えバケツの中でも、
その溶存酸素を消費したら青虫は死んでしまう


一潮(満潮から 干潮まで)6時間程度なら
海水から引き上げた状態でも元気だ
ゴカイはSandWorm!!
おがくずの中では生きられない
Sea Sandの中で生きている
まー青虫を使わない人ならどーでもエエ話じゃけど!
言いたいのは、ぬめりを取るな!温度変化を少なく、
酸素は十分に!!


ホンで、到着して直ぐに開始
すると4打席目で平アジが喰い付いてきた
「今じゃ今じゃ!!」で撮影なんかできない状態
しかも30cm程の平アジがHママのウキを沈める


Hママも「おもしろいね」「ウキ釣り!!」
真鯛もそろそろ釣れる時間だ
平アジがいなくなり、真鯛Timeと思っていると
ウキが沈む
あわせると、真鯛かな?嫌!デカメバルじゃろ!?
嫌!なんか変な魚じゃ
といなしながら浮かしたのは、ナンと黒鯛
久々の黒鯛だから、分けワカラン引きだった


真鯛みたいに引かないし、
デカメバルみたいに潜らないし、
ヌボ〜ッと浮上してきた
姿を見たら、突然突進し始めた。


ナンじゃこのチヌ!
完全に針掛かりしたことが分かっていなかったみたい
最後はパワー全開で逃げ始めたけど、
ホンマ引かない黒鯛だ!!
SIZEはエエサイズじゃけど、
自分が釣られたことがわかっていないのかも?  


この黒鯛の後はナンもアタリも無くなり移動した。
そして2Paradise
ナンと1投目からHママが「来た来た来たZE~」
とニヤニヤしている
SIZEは20cm〜25cm程


此所は全部青地メバル
「ウキ釣りもおもしろいね!」と上機嫌!!
ヒョッとしてオイラよりも
Hママの方が釣り好きかも!!間違いないね
餌はたくさんあるけど、風向きが急変してきた  


相談して、明日のMorning太刀魚は中止に決めた
急いで仕舞い支度
真っ暗な海を広島にBoughを向けた。
コレがブチ危ない  


0時頃から急に気温低下
Down Burstになったらそれこそワヤクソ
今は、まだ東風が強いけど、
この風向きなら満ち潮は直ぐに止まり
引き潮は午前1時頃から動き始める  


引き潮が動き始めて北東風に変わるとホンマOUT!!
そーこの海域、満ち潮は東側、
引き潮は 西側に流れ始める


満ち潮は東の風で押されているので、
潮止まりの23時45分は間違いなく直ぐ止まるはず
引き潮が急に動き始めて、北風に押されると、
海面が荒れてくる


亀が首の引き潮の恐ろしさを知っていれば分かる
と思うが、広島の潮流は、満ち潮より
引き潮の流速が早い
この風向きは間違いなく
15号の影響を受けているはず
超SLOWでノロノロ帰港した


ヤッパ、亀が首周辺はホンマワヤクソ 音戸
大橋下まで時化ていた  


Radarには波頭が漂流ゴミと間違うほど写り出る


昨夜はこの海域、デカイゴミがワンサカ漂っていた
しかし、Radarにも写るほどの大波を
交わすことなんてできない。
IF、ゴミと衝突してプロペラが破損したら、
この時化の真っ暗い中で漂流する事になる。
コレは船長の責任


Troubleを回避できるのは、ただ一つ
そーDEAD SLOWで走行する
一番エエのは出ないこと!!


今までプロペラを故障させたことは一度も無いのは、
運がエエだけだけど
夜の走行はホンマSLOW走行が一番大切。
大潮の引き潮はゴミが大量に要注意!!