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フィッシングレポート   中村幸春さんによるフィッシングレポート
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2015/8/28













太刀魚Rodについての問い合わせで!!
参考になるか分かりませんが、個人的にはA級Rodと思います。


シーグライダーや夢丸テンヤを操るには、そんじょそこらの竿では無理
現在理想なRodは、kougaのソリッド穂先Type、炎月のタフテック穂先がドンピシャ
どちらもソリッドで食い込みはかなり良い


感度は視覚で取る入れるので気にならないが、掛け率が満足できないシ!!
どうも上がらないwhy?


そこで感度重視の竿を探していると、アジングRodにたどり着いた
しかし、1500gSIZEの太刀魚に竿自体が持たない!!当たり前か
ソー鰺はでかくても300gに届かない
その5倍の1500gの太刀魚で、しかも全体が鰭!!バック泳ぎができるFISH


ダメ元で挑んでみたら、とんでもないくらい掛け率が向上した。
感度のimageでは無く、勝手に掛かる竿
夢丸テンヤの極研ぎテンヤの性能もあると思うが、
夢丸では全員私が研いだテンヤを使用している
もちろん百戦錬磨の人ばかり


船釣りは、その時々で「魚に合う」仕掛けが見つかる
絶対ではないが、その時一番掛かる仕掛けが一番適していることになる!!
毎回試練がある
試行錯誤をしながら究極を求める


10年前は、あれが最高と思ったが、現在は眼中に無い
そして2015年8月の太刀魚に合うRodは画像のRod


しかし、個人的には改造を施している
どんな高価な竿でも、私自身にしっくり来ない竿は直ぐに切断
そして改造となる
磯竿も同じ直ぐに切断してしまう


そんな繰り返しをして今日に至る
時間と余裕があれば参考にすればエエし、「アホじゃ」と思えば買わなければエエ!!
一応Secretにするのは止めとこ!!


一人でも楽しめればエエと思う
シーグライダーと夢丸テンヤ
今後の太刀魚釣りを大きく変えると思っている
なんせアタリはたくさんある
秋刀魚テンヤを広めた頃、広島ではコノシロの半身で喰い付いていた
しかし、簡単には釣れなかった


11年前、大阪の田中師匠から秋刀魚テンヤを教わり衝撃を受けた。
この頃、釣具店には秋刀魚餌など無かった。
近所のspで秋刀魚を購入
業務用で安い秋刀魚も買い集めた。


そして市場で110匹入りの餌秋刀魚があることが分かり買い集めた。
使用秋刀魚が多い年は、一人で15箱も使用した。
雑誌社にもから数年は秋刀魚テンヤで熱く語った!!し隠さず公開した!!


秋刀魚テンヤなら、夢丸のお客さんは喜ぶはず
と、思い通い詰めた。
なんせ釣れるサイズは、ほとんどデカイ


そんな頃、JIGUでは一人平均50匹から100匹あまり釣れていた時代も過ぎ去り、太刀魚も減少した。
「昔は良かったと」愚痴をこぼすことは簡単だが、人一倍負けず嫌いの性格で「絶対に攻略すると」決意した。


その頃の太刀魚はシッポ噛みが多発
対策で、秋刀魚の切り身を天秤でも使用したが重たい!!絡む!!で直ぐに止めた


そして凄腕漁師さんからイカナゴテンヤを教わった
数年経ち、ドジョウを教わるが、扱える仕掛けでは無かった


凄腕漁師達は真横で100kg200kgと水揚げがある。
100戦連敗が続いていた!!
このままでは話にならない  


そこで、シーグライダーを考案して、ドジョウテンヤを扱えるようになった!
マルキューの喰わせキビナゴ、ヒロミ産業からミライトや水中ライトも販売まで漕ぎ付いた
そして2015年8月に、ついにこの釣りと画像のロッドがドンピシャにかみ合った!!


但しいくつか改造は施している
柔らかいだけでは掛からない、硬すぎる穂先では直ぐに嫌がる
子供でも釣れるさおを探していたら偶然に出会ったのがこの竿だ
実におもしろく掛かるはず


遊漁船では無理かな
波止場では全然OKだし、レジャーボートなら挑んでみてほしい
ラインはGOSENのDONPEPE 8の 1号200mがお勧めだ
リーダーは初めは3号6mで喰い付く実感を味わってほしい
慣れれば、GOSENのテーパーライン3号〜12号をつないでください